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交流分析とは
交流分析(Transactional Analysis TA)とは、アメリカの精神科医エリック・バーンによって提唱された心理療法のひとつであり、「精神分析の口語版」「コミュニケーションの心理学」「セルフ・コントロールの心理学」「快く生きるための人間学」などとも呼ばれています。
【交流分析の特徴】
 1)簡単でやさしい用語を使って、多くの人に理解しやすくできている。
 2)私たちの思考・感情・行動を“今、ここ”の時点で見つめ、それを記号や図式を用いて表す表現法を  
   取り入れている。
 3)自分の態度・行動に現れる姿を、客観的に見るための工夫がなされている。
 4)私たちの性格形成の過程を探るプロセスが体系化されている。
 5)自分と養育者との交流パターンを知り、それが現在の人間関係の問題点に繋がっている可能性があ
   ることを理解すると、自律的な人間形成の機会を得ることができる。
 6)どのような場面にも適応でき、自分を自律的に変容させることで、対人関係を円滑に進めることがで
  きる。
【交流分析の哲学】
1)人はだれでもOKである
 人はだれでも人間としての価値があり、それぞれ重要で尊重される存在です。自分は自分として、あなたはあなたとして受け入れられ、人間としての存在は誰でもOKなのです。
2)人は誰もが考える能力を持っている
 人は誰もが考える能力を持っています。たとえ幼いこどもでも、子どもなりに考える能力を持っています。
3)自分の人生は自分自身が決め、そしてその決定を変えることができる
 人生に何を望むのかを決める責任は自分自身にあり、誰でも自分が決めたように生きることができるのです。
              
                   参考:日本交流分析協会 2級交流分析士テキストより
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